マインドフルネスな傾聴で人間関係がうまくいく

私は、人の話を聞き、その人がどんな価値観を大事にし、本当はどうありたいか、そのために何をするかを引き出すコーチングをやっている。

毎週20数名のコーチングを行う中や、日頃のコミュニケーションの中で、マインドフルネスな傾聴が人間関係にとても良い影響を与えると実感している。

もし、自分が過去にマネージャーをやっていた時に、マインドフルネスな傾聴ができていたらと今でも思う。

部下や同僚との関係性に悩んでいる人にぜひ知ってほしい傾聴スキルを紹介したい。

マインドフルネスな傾聴

 

話を聞く時の自分の状態に気づいていますか?

部下や同僚から話しかけられた時、あなたはどんな話の聞き方や話し方をしていますか?

ミーティングの時だけでなく、ちょっとした立ち話や自席で話す時なども思い出してみてください。

  • PCやスマホを見ながら聞いている。
  • 椅子にだらしなくもたれかかり、姿勢の悪い状態で聞いている。
  • 無表情で相槌少なく聞いている。
  • 頷きながら聞いているが、実は頭の中では他のことを考えている。
  • 相手の話を全て聞く前に、自分の考えを伝えている。
  • Yes, Butでコミュニケーションをしている。(例えば、「いいね。でも、それってこうした方がいいよね」と結局否定をしている)

こんな聞き方や話し方をしていることはありませんか?

ついついやってしまう時がありますよね。しかも、無意識のうちにやっていることもあるのです。

自分自身が誰かに話しかけた時に、こんなスタイルでコミュニケーションを取られると、「きっとこの人は、自分の話を聞いてくれていない」と感じますよね。

 

マインドフルネスな傾聴とは?

マインドフルネスな傾聴とは「評価や判断をせずに、相手の言っていることをそのまま聞く」ということです。

評価や判断をせずに「今ここ」にいながら聞くというのは意外と難しいのです。

例えば、誰かから報告や相談をもらった時に、話を聞きながらも「なぜそうなのか?」「そのためにどんなアドバイスが出来るだろうか?」「そういえばこの件、◯◯さんは◯◯って言ってたな」など、様々なことが頭に浮かぶ。

しかし、自分の感情や思考は一旦脇に置いて聞くことで、相手が本当はどんな想いでいるのか。なぜそう考えるかが、相手目線でわかってきます。

相手の話を聞いていると、色々な自分自身の感情や考えが出てきますが、それに気づき、その感情や考えを脇に置き、相手の話していることに集中を戻すということを繰り返すことでマインドフルネスな傾聴ができます。

 

どう人間関係が変わる?

マインドフルネスな傾聴をすることで、相手に以下のような印象を持ってもらえます。

  • 自分の話を親身に聞いてもらえていると感じる。
  • 話している時の雰囲気が良くなった。
  • いまこのタイミングで報告や相談をするか迷うことがあったが、まずは話してみようと思えるようになった。
  • 以前より、この人に話を聞いてほしいと思うようになった。

相手が心を開く近道は、まずは相手の気持や事情を知ること。

それにより、双方のコミュニケーションが円滑になり、信頼できる関係性を作ることができます。

信頼できる関係性ができれば、仕事に対して横の関係で議論をしたり、安心して仕事を任せることができるようになります。

私自身、マインドフルネスな傾聴をすることで、意識せずに普通に話を聞くときよりも、相手が早く心を開いてくれることを実感しています。

 

あなたは今の傾聴スタイルをどう変えたい?

ここまでを読んで、あなたは部下や同僚とコミュニケーションを取る時に、どんなスタイルで話を聞きたいと思いましたか?

ある時はじっくり聴く姿勢で、ある時はアドバイスをしながらかもしれませんね。

まず、この1週間でトライしてみたい、小さなチャレンジはどんなことですか?

いつもと同じ行動をとっていたら同じ結果しか得られない。

あなたが行動を変えることで、必ず周りも少しずつ変化し始めます。

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